カテゴリ:◇文学館・記念館・ 本・詩歌など( 43 )

土曜日、郡山市の開成館に行ってきました
ここに住んで30年余、ずっと行こうと思っていたのに
今頃になってしまいました

郡山は明治初期に、市の商人の自主的な集まり開成社の努力と
九州や中国地方からの開拓者が中心となり開拓されたところで
安積疎水なくして今の発展はなかったとさえ言われています


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郡山市にある開成館は明治7年、区会所として建設されたもので
郡山市の近代史を語る上で最も重要な安積開拓と安積疎水の歴史に触れることができます
明治天皇の東北行幸の際は、 行在所として使用され、随行した岩倉具視や
安積疎水の通水式に訪れた明治政府高官伊藤博文や松方正義も宿泊したと伝えられます


昭和35年、明治擬洋風建造物として県の重要文化財に指定されました。
現在は、安積開拓を中心とした郡山地方の民俗資料が展示されていあす


開拓官舎(旧立岩邸)

立岩一郎は、郡山に縁の深い作家久米正雄の母方の祖父にあたること
また同じ開拓者の中に、作家宮本百合子の父親中条正恒もいたことなど
詳しい説明は、開誠館の中に記されています


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伊藤博文や松方正義は、この建物に宿泊したと言われているそうです


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開拓入植者住宅(旧小山家)




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敷地内には、上の様な、開拓のために全国から入植した9藩(現在の9自治体)
と郡山市の「市の木」「町の木」等があります



坪内邸

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開成館の中は、靴を脱いでの見学です

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中は、郡山の開拓の歴史と安積疎水について
今まで知らなかったこともたくさんありました。

一時期久米正雄が使用していた部屋もあります
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開拓者たちのたゆまぬ努力があったからこそ
現在の、水資源に恵まれた郡山市があるのだということを改めて理解し
遠い日のこの地の人々に、思いを馳せる一日となりました

一時間半ほどかけて観ましたが、全部をじっくり見ることはできなかったので
機会を作って、また訪れたいです
郷土の歴史を知るって、本当に興味深い(^-^)


市のHPにも詳しい案内があります




道路側からの外観

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by sarasunanikki-yk | 2016-06-08 16:15 | ◇文学館・記念館・ 本・詩歌など | Trackback | Comments(6)

智恵子記念館

おはようございます
昨日は暑かったですね~!
こちらでも30度近くまであがりました。

今朝は曇っていて、日中も26度の予想です
少し過ごしやすくなるようですが、湿度が高いかもしれません。


さて智恵子の生家の続きですが
記念館内は撮影禁止なので、パンフから少しだけ・・

そのまえに、以前盛岡に住んでいた時に訪れた花巻の光太郎記念館と
晩年光太郎が住んでいた山荘についての記事がありますので
宜しければご覧ください

いつからかリンクの貼り付けがうまくいかなくてURLで・・
http://sarasuna.exblog.jp/19494106/
http://sarasuna.exblog.jp/19484284/



道 程

僕の前に道はない   僕の後ろに道は出きる
ああ、自然よ 父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため  この遠い道程のため
                               高村光太郎

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光太郎のアトリエで

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明治34年高等女学校時代

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統合失調症になった後制作された紙絵
左下は、平塚らいてうが中心となって刊行した雑誌
”青鞜”の初版の表紙絵・・・智恵子作


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智恵子記念館の外観

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レモン哀歌

そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白くあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関ははそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置かう
     
       高村光太郎     





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by sarasunanikki-yk | 2016-05-25 09:17 | ◇文学館・記念館・ 本・詩歌など | Trackback | Comments(0)

土曜日、二本松で
大山忠作美術館のあとは、あの智恵子抄で知られる
智恵子の生家に行きました


あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。

ここはあなたの生れたふるさと、
あの小さな白壁の点々があなたのうちの酒蔵。



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高村光太郎と結婚する前の旧姓は長沼です
1886年(明治19年)
当時現在の二本松市の造り酒屋の長女として生まれました

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小学校時代から成績優秀で美術の才能も豊かだったそうです
高等女学校卒業後は日本女子大学に進みました
前回のNHKの朝ドラで、女子の教育のために
広岡あさ が尽力した大学でもあります

現在の”ととねえちゃん”のモデル
小橋常子さんも、雑誌”青鞜” を読んで新しい女性に
目覚めるシーンがありましたね
”女性は太陽であった”(^_-)-☆



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卒業後は、洋画家の道に進み、平塚らいてうと出会い

智恵子は、その雑誌”青鞜”の創刊号の表紙絵を描いています



1912年(明治45年)光太郎に出会い、2年後光太郎との生活を始めます
1929年生家が破産
1931年ごろから総合失調症の兆候があらわれ
1935年、50歳で南品川の病院に入院
1937年ごろから、病室で紙絵制作が始まる
翌年53歳で亡くなる

1941年、高村光太郎が”智恵子抄”を刊行





中は見学できるようになっています
(入館料=410円)

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10年以上前に一度訪れた時は
もう少し当時の面影があって自由に観ることができたのですが
色々なものが展示されていて

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少し様子が変わっていました
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今回、最初からこちらに寄ろうと思っていたのですが
先に行った美術館で、セットのチケットがあることを知り
合わせて600円の入館料でした^^



 ~あどけない話~

智恵子は東京に空が無いといふ。ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。


安達太良山と阿武隈川の見える、光太郎と智恵子が並んで眺めたと思われる場所は
現在は広場になって展望台がありますが
この日は雨模様で諦めました
また近いうちに行ってみたいと思っています。


中学生の時、高村光太郎の”道程”という詩は
教科書に載っていたのでしょうか?

智恵子抄は、そのころに買った単行本を今も持っています

この後は隣接する智恵子記念館へ・・






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by sarasunanikki-yk | 2016-05-23 14:46 | ◇文学館・記念館・ 本・詩歌など | Trackback | Comments(6)

暖かだった今日(19日)
頭がおもくて体調も今一つだったのですが

午後サンルームで日向ぼっこしながら
少し時間ができたので

文芸春秋3月特別号に掲載された
第154回平成27年下半期芥川賞受賞作品

本谷有希子さんの"異類婚姻譚"を読みました
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私には、とても面白く感じました
ちょっと不思議な、でもごく普通に感じられることもあり
ふふっと笑ってしまったりしながら
一気に読みました


夫婦って、そうなのかもって思ったりしました
本を読んで感じることは人それぞれ違うと思うので
詳しい感想は書きません


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全体に読みやすい文章でした
読まれた方も多いと思います

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もう一つの受賞作も、近々読もうと思っています
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最近コメント入りにくいだけでなく
マイページコメントした記事
の欄に、何も残っていません

なんか不具合多いですね、エキブロ・・


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by sarasunanikki-yk | 2016-02-20 00:24 | 文学館・記念館 本・詩歌など | Trackback | Comments(2)


おはようございます
今朝の最低気温は5度、日中は9度まで上がるそうで
やっと春らしい暖かさがやってくるようです

でもこの暖かさも日曜までで
来週月曜からは、また真冬の寒さだそうです
三寒四温というより、寒い日が多い2月の気温です


さて昨年朝日新聞で、週末連載していた"下町ロケット2"ですが
年末の1週間は、毎日連載となり、昨年中に終わりとなりましたが

忙しくしていて、読む時間がなく
というより読む時間を作らないでいるうちに
2月になってしまいました

1昨日、溜め込んでいた5日分を一気に読みました

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1作目は下町の中小企業が作るロケット部品でしたが
2作目は、人工の心臓弁でした
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あきらめない真摯な気持ちを持ち続ける社長と
彼を信じてついていく社員たちと
子供の命を救いたいと願う純粋な心の医師たち

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時には、採算を度外視した弛まぬ研究心
それらが一体となって作り上げた人工弁は
数々の困難を乗り越えて、ようやく臨床試験が行なわれ
成功するのです

最後は感動で涙があふれました


少しの間、現実を忘れて、小説や映画の中に入り込むこと
そういう時間・・なかなか取れないけれど
作ろうと思えば、いつでもできそうな気もする

忘れないようにしたい・・感動する心






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by sarasunanikki-yk | 2016-02-12 10:19 | 文学館・記念館 本・詩歌など | Trackback | Comments(4)


現在テレビで放送されている
下町ロケット2・・人気のようですね^^

テレビの方は見てないのですが
朝日新聞の広告欄ほぼ一面を使って
土日だけ連載されているのを読んでいます

バルブや医療器械のことは詳しくなくても

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中小企業の部品や医療機器などの開発に焦点をあてた内容は
人間関係や、企業努力など
感動的な場面も多く、土日になるのを楽しみにしています

新聞の連載小説は、以前はぜんぜん読んでいませんでした
どちらかというと小説などは一気に読みたいほうなので
毎日少しずつ読むのが、面倒な気がしていたからです

でも三四郎が連載されてからは、他の小説も読むようになりました

現在朝日新聞に掲載されている中で
タイトルがちょっと怖いものだけは、読んでいませんが・・・。




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by sarasunanikki-yk | 2015-12-18 08:50 | 文学館・記念館 本・詩歌など | Trackback(1)


新聞で知って、見たいと思っていた番組、黒柳徹子のBSコドモノクニSP
芥川龍之介と 太宰治、≪蜘蛛の糸≫≪端れメロス≫子供たちへのメッセージ

先日夜、仕事から帰って、途中からでしたが、遅い晩御飯を食べながら、見ることができました。作家の島田雅彦さんが、それぞれの生い立ちや、作品、交友関係など、その足跡をたどりながら、"蜘蛛の糸"と"走れメロス"に込められた、こどもたちへのメッセージを考えるという内容です

蜘蛛の糸でのカンダタの行動、走れメロスでの、メロスとセリヌンテイウスの友情に
焦点を当てた、子供たちへのメッセージです

こういった、文学者の足跡をたどるような番組は、テレビでよく見受けますが、内容は大差ない場合が多いようですが、今回そのターゲットを、子供たちへのメッセージとしたところに、新しさがあると思いました。


芥川が帝大で漱石と出会っていたことが、彼が作家となったことに大きな影響をあたえたこと
青森での芥川の講演を、太宰が聞きに行っていて、作家の理想としていたことなど、そのつながりも、面白く興味深く見ました

島田氏は、斜陽館と呼ばれる太宰の実家(今は記念館)や、保存されている青森での太宰の下宿先の建物なども訪れていました
斜陽館には、まだ記念館になる前に旅館だった頃、夫と宿泊したことがあります。
学生の頃からの憧れの場所、太宰の故郷と、"津軽"という彼の小説の中に登場する、津軽地方の街や場所を、たどる旅でした。

太宰治というと、少し暗いような独特の印象があるかもしれませんが、 "津軽"は、ある意味そういうイメージを一新させてくれるような、読んだらきっと津軽に行って、津軽の人と話してみたくなるような、そんな穏やかな自伝的小説だと思います。
中でも、乳母"たけ"との再会の場面は、思い出すだけで涙が出そうになります。
一見、他の太宰の小説とは違った、紀行文的要素もある"津軽"ですが、私にとっては、ほかの太宰作品の根底に見え隠れする作家の姿と、重なって、何ら違和感の無い、"津軽"の主人公の人柄でもあります。


ちなみに高校時代は夏目漱石を多く読んでいたと思います。今、朝日新聞で、"門"を連載していますね
"門"を読むのは、もう何度目かになりますが、それでも、毎日楽しみに読んでいます
(何度読んでも面白い・・だけでなく、忘れている場面が多すぎるので・・^^)
12月9日は漱石の99回忌でした・・・来年は没後100年で、何かと取り上げられる機会が増えるかもしれませんね。

太宰の話に戻りますが、あの又吉直樹さん憧れの作家で、又吉さんが、東京で最初に住んだのが、太宰が住んでいた建物跡に建てられた三鷹のアパートだったという事は、最近何度もテレビで話しているのを聞きました。ものすごい偶然ですね。太宰ファンの一人としては、ちょっと羨ましくもあります。

太宰が芥川賞が欲しいあまりに、当時の選考委員だった川端康成に手紙を書いたことなどのエピソードを思うと、又吉さんにとって、その芥川賞を受賞されたことは、どんなにか感動的なことだったのではないでしょうか。

こういった、偶然の出会いや、小さな出来事がきっかけとなって、自らの世界が広がっていったり、より深く濃いものになって、彩られていくことは、なんて不思議で素敵なものなのなんだろうと思います。

一つのことに一生懸命になって、調べたり、追及したりしていくと、その先にちょっとだけ驚くような良いことが待っている。
それは案外単なる偶然ではなく、必然だったりするような気がします。その方向にむかって歩いているからこそ出会えることで、よそ見していたら見逃してしまいそうな小さなこと。
又吉さんほどではなくても、今までにそんなことが、私の周りにも、あった気がします

ここ10年ぐらいの間のことだけでも
仙台で、街をあるいていて、偶然、土井晩翠の旧居を見つけたり



仙台時代のワインセミナーの行き帰りに通る道に、藤村の下宿跡や誌碑があったり、そのセミナー仲間が盛岡で通ったワイン塾に、私も行くことになって、同じ先生に習ったり


以前に一度遊びに行って、その歴史や偉人に魅かれていた街、盛岡に住む機会があったこと、そして盛岡に住んだことで、中学時代から憧れて行きたいと思っていた、啄木の故郷に行くことができたり

夫が昔から好きな、日本ジャズ歌手の草分け的存在の秋吉敏子さんと、私がジャズセミナーで通った盛岡のジャズハウスのオーナーとが友人で、色々なお話を聞くことができたり


日本でただ一つの詩歌専門の文学館が、北上市にあることを知って、行くことができたり
そしてその北上に住む方とブログを通して知り合ったり

またほかのブロ友さんから教えていただいて、奥州市にある電波望遠鏡を間近で見ることができたり
そしてそこが宮沢賢治と係わりが深い場所だった事を知ったり

冬、盛岡で毎日白鳥の鳴き声を聞いていたことで
実は、今住んでいるこの家からも、白鳥の鳴き声が聞こえることに気が付いて
空を見上げると、白鳥が飛んでいたり・・・(今年も一度見ました)

こうして考えてみると、2年にも満たない盛岡での短い生活が、自分自身の人生にもたらしてくれたことの多さに驚かされます。

そしてそして・・・
おいしいワインが飲みたいと、切に願っている私に(^◇^)、決して名前だけの高級ワインではなく、本当に心惹かれるワインに、いつも出会わせてくれる・・出会わせようとしてくれる、仙台のワインハウスブウションのHソムリエとの出会い、
それから、こんな拙ブログをいつも訪問していただき、コメント下さるブロ友さんや、実際にお会いできた方、仙台や盛岡で出会ったワイン好きのたくさんの方、そして郡山のワイン会の方

(最後はやっぱりワインですか・・って言われそうですが^^)

こんなことを考えていると、出会いって、人生って、本当に素晴らしいって思います
だからきっと、この先も、何か悲しいことがあっても、嫌なことがあっても、また元気になって生きていくことができる
自分の周りのたくさんの人々にに支えられながら・・
直接何かをしなくても、どこかで分かり合えて、つながって・・・支えあいながら

この番組をきっかけに、色々なことを考えることができたことも、また不思議な出会いの一つだと思いました。

夫が忘年会の夜、こうして色々なことを考えていると、たまには一人もいいなって思いました。

つまらない独り言を、ここまで読んでくださって、本当に有難うございました。







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by sarasunanikki-yk | 2015-12-11 23:51 | 文学館・記念館 本・詩歌など | Trackback

こんばんは
九月号の文芸春秋に掲載された、芥川賞作品の二作
火花は、すぐに読んだのですが
羽田さんの方を、やっと今頃になって読みました

御本人は、最近バラエテイやクイズ番組に
たくさん出ていらっしゃいますね


二作品、またほかの候補の作品に関する選考委員の評も
毎回同じ月に掲載されていて、興味深く、また
様々な見方があることも知らされ、驚かされます
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純文学らしい、たくさんの難しい漢字を使った言葉が出てくる
又吉さんの火花と比べて
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比較的平易な言葉が多いような気がするスクラップ・アンド・ビルドは
表題からは想像できない
現実的な、それでいて個性的な一人の若者の生活が中心に描かれている小説ですが
先日、ふと気が向いて一気に読みました

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この小説を読み終えたときに
何とも言えない悲しさがこみ上げてきたのは
自分でも思ってもみなかった感情でした

亡くなる前に、入院したり、家で寝ていたりした
両親のことを思い出したからかもしれません

そして、当時自分は、両親に対して
親としての、いえ人生をちゃんと生きてきて
その終焉を迎えようとしている一人の人間としての尊厳を保つために
最後まで、支えてあげることができていただろうか

どこかでただの年寄扱いをして
うるさがったり、避けていたりしなかっただろうか

私にとっては、そんなことを、考えさせられた小説でもありました




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by sarasunanikki-yk | 2015-12-04 01:05 | 文学館・記念館 本・詩歌など | Trackback | Comments(4)



あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり



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斎藤茂吉(1882~1953)
山形県上山市出身、精神科医で歌人
大正から昭和前期にかけての
アララギの中心人物。
(長男は斎藤茂太、次男は北杜夫)


ずっと行きたかった、茂吉の生家に行ってきました
山形県上山市です

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ああ、この家で生まれたのですね


みちのくの母のいのちを一目ひとめ見ん一目みんとぞただいそげる


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死に近き母に添い寝のしんしんと遠田のかはづ天に聞こゆる



幼い頃は、この庭で遊んだでしょうか

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生家の隣にある
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金瓶(かなかめ)小学校
明治21年茂吉も入学しています
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成績優勝だった茂吉

しんしんと雪ふりし夜にそのゆびのあなつめたよと言ひて寄りしか


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ああ、茂吉は、このあたりも歩いたでしょうか


かなしみの恋にひたりてゐたるとき白ふぢの花咲き垂りにけり



茂吉の実家、守谷家の菩提寺、宝泉寺



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壇家だったこのお寺にも
きっと何度も来ているのでしょうね


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茂吉の墓前にお参りしました
分骨されています

墓碑には、生前茂吉自身が書いた文字が刻まれています

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生家のそばに戻ってこられて
安心しているでしょうか

この道は山峡やまがひふかく入りゆけどわれはここにてあゆみとどめつ



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そして、やはり生前植えたというアララギの木が
友好の空に、高くそびえていました




この日が、まるで特別の日のように
空は美しくて

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去りがたい郷愁に見舞われました

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のど赤き玄鳥つばくらめふたつ屋梁はりにゐて足乳たらちねの母は死にたまふなり


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生家の斜め向かいの神社

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ゆふされば大根だいこんにふる時雨しぐれいたくさびしくにけるかも



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あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり



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上山を後にする頃
あたりは晩秋の夕焼けに染まっていました

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長年の思いが叶って
嬉しさと同時に、なんだかほっとして
あったかい気持ちでいっぱいになった帰り道でした



いつも見ていただいてありがとうございます

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by sarasunanikki-yk | 2015-11-25 23:45 | ◇文学館・記念館・ 本・詩歌など | Trackback | Comments(4)



日曜日、文学資料館で開催されている
金子みすゞ展に行ってきました


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金子みすゞ(本名テル)
明治36年(1903)~昭和5年(1930)

二六歳という若さで自ら命を絶った若き童話詩人
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"こだまでしょうか
遊ぼうっていうと 遊ぼうっていう"

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資料館内の展示を見た後、敷地内にある
久米正雄記念館へ

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広い敷地のあちこちに、みすゞの詩が展示されていました

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お母さまは
大人でおおきいけれど
お母さまの
おこころはちいさい

だって、お母さまはいいました
ちいさい私でいっぱいだって

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私は子供で
ちいさいけれど
ちいさい私の
こころは大きい

だって大きいお母さまで
まだいっぱいにならないで
いろんな事をおもうから



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鎌倉にあった久米正雄の旧居を移築した記念館です
この中にも、金子みすゞの詩の展示がされていました



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11月8日に、文化センターで
山口県長門市にある金子みすゞ記念館の館長
矢崎節夫さんの講演会があります

"みんなちがって、みんないい"
金子みすゞさんのうれしいまなざし
です

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金子みすゞの埋もれていた原稿を見つけ出し出版した方です

講演会の前に、一度観ておこうと、この日
資料館に行ってきました



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by sarasunanikki-yk | 2015-11-03 11:42 | 文学館・記念館 本・詩歌など | Trackback | Comments(8)