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福井富士子先生のワイン塾  NO.4

"フランス帰りの先生に ボルドーのお話しを聴く”  7月18日

おはようございます
きょは 朝から青空で 気持ちの良い
少し寒い朝でしたが 今の時間は もう雲が出てきて どんよりしてます

昨日は5回目のワイン塾でした

いつものパターンではなく 先生がボルドーに行っってらしたので
スクリーンで その写真を観せていただきながら
ボルドーの色々なお話しを聴き
そしてボルドーワインの試飲という 楽しい会でした

福井先生は ボルドーワイン公認講師の認定の研修のために
今月初め 渡仏されました

このボルドーワイン公認講師というのは
ボルドーのワインの良さを 世界に広めるために 毎年認定され
現在世界中で200人程居て 日本では 毎年3名選ばれるそうです

研修は エコール・デユ・バンというパリのスクールで行われましたが
福井先生は 早めにフランスに入り ロックフォール(フランスのブルーチーズ)
で有名なモンペリエという街に行って チーズのできる
洞窟や 過程を見てこられたそうです

ロックフォールは 会社によって青カビやチーズの作り方は様々ですが
熟成は 必ず洞窟で行うことが 法律で決まっているそうで
今まで その名前の由来も考えたことが無かったロックフォールについて
興味深いお話しを聴くことができて おもしろかったです

その後カスレという豆のお料理を 現地で食べたいと
カルカッソンヌにも行かれて 豆のお料理が
あまり好きではなかった先生も とても美味しかったとおっしゃっていました

さて お楽しみの試飲は 初めにボルドーの白
ボルドーは 力強い赤ワインの産地として有名ですが
品質の良い白ワインソーテルヌもありますね
こちらは ムートン・カデ
デパートや贈答品でも見かける 良く知られているワインです
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そして 赤は サンテミリオンのワイン
ボルドーは 高級な赤ワインが多いという今までの概念を一掃するような
バリューボルドーという カジュアルで美味しいワインが
今 たくさん売り出されているそうです

エッお味? う~ん やっぱりカジュアルは カジュアル
といか ボルドーでカジュアルというと
何かボルドーの良さの 熟成感と深い香りと 力強さと 嫌みのないタンニン
それらが 軽くなると=物足りないというより
半端な感じがすると 思いました

これだと イタリアやチリの カジュアルワインの方が
飲みやすくてよいかな・・などと・・

そして次の赤・・何とあのサンテステフのグランクリュ
2級 コス・デス・トウルネルのカジュアルワインだというのです
昔大好きだったサンテステフ・・そしてめったに飲めないコス
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さてお味は・・・う~ん ボルドー左岸のカベルネの良さは
引き立って なかなか美味しいですが
もう少し置いた方が良いのかな?でもカジュアルワインって
早めに飲んだ方が良いと思うし・・寝かせて熟成するかな?

とりあえずコスに興味あったので ちょっと調べたくて
裏のラベルも撮影  確かにコスのチームと書いてある
へー!!すごい!!
価格に納得がいけば 買っても良いかなという一本です


で、こちらの ”おたる”は またまたメンバーの I 氏の
おたる土産・・すっきりした甘口の白 食前酒に合いそうとの皆さんの御意見
毎月色々なワイナリー巡りをされている I さん  羨ましいです☆
いつも 御馳走様です
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そしてその右は 先生のお土産の蜂蜜
ロックフォールもあったのに 残念ながら 写ってません

この蜂蜜をロックフォールに付けて そして
最後のこの甘口の デザート白ワインを飲む・・最高
この蜂蜜すごく濃いけど いい香りで美味しかったです

今回の 先生の研修は おもに ボルドーの新しいワイン、
伝統にとらわれず、製法にも拘らず 気軽に飲めるワインについて勉強されて
この先 そういうボルドーワインも広めていってほしいという
狙いがあったということです

それから 先生はポーイヤックのシャトーを
1人で自転車で巡られたのですが
ボルドーのワイナリーなどで 中国人がたくさん居て
やっぱりという感想を お持ちでした。
最近中国に ワイン愛好家が増えて そのため輸入の競争が激しくなり
ワインが値上がりして いいワインは日本ではなく
中国のお金持ちの方に 先に買われてしまうとよく聞きます


安くておいしいボルドーワインを見つけたら
ぜひ教えて欲しいと 先生がおっしゃってました^^
いつもながら 興味深いワインのお話し
楽しい90分でした
by sarasunanikki-yk | 2013-07-19 10:32 | Seminar