2016年 06月 28日
小峰城続き・・・白河市
長い塀のあちら側は、東北本線の白河駅です
新幹線の止まる新白河とは少し離れていますが
洋館風の建物が素敵な駅舎なので
いずれそちらも写してUPしたいです
車からおりて、お城の敷地の外側を歩きます
入っていくと左側に集古館があります
この日は夕方で、残念ながら閉まった後でした
整備された広い庭を歩いていくと
昔から知っている石垣
高校時代は、この石垣のすぐ前が砂利道の道路で
今庭のようになっているところには、グランドがありました
城郭が見えてきました
左の奥に見える石段を登って、閉館前ぎりぎりに
中に入ることができました
中は三重櫓になっていて、急な階段を上ります
当時できるだけ広いスパースを確保するために
階段の角度を小さくしたそうです
お城の中って、皆こうですよね
石落とし
ここから矢を射たり、文字通り石を落としたしりしたのでしょうか
一番上に来ました
敵からは見えにくいよう、ひし形に工夫された窓です
こちらも敵を弓矢や鉄砲で打つための窓
塀には狭間(さま)と呼ばれる、防御用の穴や窓のが開けられています
手前の碑は、伝説のおとめ桜の碑
寛永年間に城の改修を行った際、石垣が何度も壊れたために
人柱を立てることになり、その日最初に城に来た者ということに決まったそうです。
最初に来たのは作事奉行の娘「おとめ」で、父は必死に
「来るな」と手で合図をしましたがが
逆に「来い」という合図と勘違いしたおとめは人柱にされてしまいました。
その後、石垣は無事完成し、おとめが埋められた場所には桜の木が植えられ
「おとめ桜」と呼ばれるようになったといいます
現在三重櫓のすぐ横に植えられているおとめ桜は二代目で
初代は戊辰戦争の時に焼失したそうです。